長年自動車整備士として働いていたのですが、椎間板ヘルニアを発症してしまい退職しました。
傷病手当をもらいながらリハビリを続け、回復してきたところで一度新聞配達のアルバイトを始めました。短時間で無理なく働けていたのですが、体調もいいのでこれならもう少し長時間働ける仕事がしたいと思い、当社のドライバーの求人に応募しました。もともと車が好きで整備士をしていたくらいなので、日々楽しく働けています。

現在は「こども発達らぼ＆kids八千代みなみ」「こども療育学園ふらっぷ八千代台」の2つの施設でドライバーとして勤務しています。どちらの施設の送迎をするかは曜日によって異なります。
送迎は朝と夕方のみなので、間の時間は家に帰って家族とゆっくり過ごしています。送迎時間はほとんど固定ですが、ふらっぷ八千代台は年齢が高めの子どもが多く、自宅ではなく特別支援学校からの送迎が発生するので、昼間に勤務することもあります。
注意しているのは子どもたちの安全です。近年、送迎車に子どもが取り残される事故がありましたので見落としには特に注意しています。
現在使用している送迎車はそれほど大きなサイズではないので見落としはありませんが、エンジンを止めた後にブザーがなり、車内後方のスイッチを押さないと消音しない仕組みになっています。確実に目視確認できるシステムにすることで事故を防いでいます。

子どもたちからすれば、私はおじいちゃんくらいの年齢です。あまり話をする機会がない世代だと思うので、あいさつや笑顔で親しみやすく感じてもらうことを心がけています。子どもたち同士の明るい掛け合いにはいつもエネルギーをもらっています。
私はドライバーなので送迎のときのみの勤務ですが、他の保育士さんなどの様子を見てもアットホームで温かい雰囲気なのが伝わってきます。明るく楽しい空気の中で働ける仕事だと思います。

他のスタッフの方は保育や療育のプロばかりなので、個人的にはドライバーという立場からあまり差し出がましい意見などは言わないようにしているのですが、子どものお迎えの時間や場所などを見て「こちらの送迎のルートの方がいいのではないか」といった提案をすることは多いです。
また、こちらからは言わないようにしているつもりでも、向こうから意見を聞かれたりすることは結構あります。皆さん、立場や年齢の違いなどは気にせず、分け隔てなく接してくれる印象です。

まだ入社して間もなく、送迎のみの勤務なのでまだ会社全体の雰囲気は分からないというのが正直なところですが、今担当している2つの施設のスタッフの方を見ていると、本当に一生懸命イキイキと仕事をしている感じがします。
子育て世代の方も多く、子どもが好きでやりがいを持って働かれているように思います。また、子どもが好きなだけではなくて、しっかりと責任をもって仕事をしている方が多いと感じました。